人権無視、事実上北京五輪の開催を支持し、中国共産党への隷従を表明

岸田文雄首相は24日、北京冬季五輪に橋本聖子参院議員ら3氏を出席させると表明した。会見で岸田氏は「基本的人権の尊重など普遍的価値は、中国においても保障されることが重要だ」と述べ、中国共産党によるチベット・南モンゴル・ウィグルなどの民族虐殺を含む人権弾圧の事実には全く触れなかった。一時取り沙汰された室伏広治スポーツ庁長官を派遣しない事を強調しているが、国会議員を派遣する決定は事実上『外交ボイコットを行わない』との意思表示である。米英両国などに歩調を合わせるどころか挑発すら匂わせている状況で、1月に打診していた日米首脳会談は絶望的となった。
中国外務省は「互いの五輪開催を支持するという約束の実行」を表向き要求しているが、議員派遣については評価しており、中国側のメンツを保ちつつ、国内の外交的ボイコットを要求する勢力を誤認させる事に成功した形だ。

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(北海道の朝目(あさめ)氏と新開(しんかい)氏を尊敬している有志が、デジタル記事を作成しています)